ダッシュで逃げろ

小田急線に乗っていたところ途中駅で座席が空いた。

どうも世の人々は座席に座りたいもののようで、その時も2人の女性が座ろうと座席に向かった。空いている席は1つしかないので、当然早くたどり着いた方が座ることになったんだけど、もう1人は随分不満だったらしく、手に持っている手帳のようなもので相手を叩いてしまった。そんな事する人がいるんだなと正直驚いたんだけど、結局その場はそれだけで特に何事もなく、叩いた側の女性は向こうの車両に歩いていってしまった。

昔の僕はわりとよく義憤にかられていたので、当時のままなら怒りのブログを書き綴るところなんだけど、大人になりそういうのは不幸な人だから仕方がないんだと思うようになった。そういう振る舞いをしてしまう人は、要は不幸なのだ。不幸だから余裕がないし、余裕がないから何かあると感情を爆発させたり、ちょっと宜しくない振る舞いをしちゃったりする。

以前の僕なら「悪いヤツ許せぬ!」とばかりに怒っていたわけだけど、ホントは正しく振る舞いたいのに不幸で余裕がないせいで悪さをしちゃう人を正そうと思ったら、例えば僕が怒って彼女に注意してもそれは効果がないのだ。だってやりたくてやってるんじゃないんだもん。

彼女がそういう振る舞いをしないようにしようとしたら彼女を不幸じゃなくして、人生に余裕が持てるようにしてあげないといけないけどそんなの無理だよね。だから僕はそういうちょっと問題のある行動をとる人を見たら「ヤバイ不幸な人だ、離れなきゃ!」って、ソソクサと逃げるようにしている。

無力な僕を許してくれ。